良子と羽衣の姫様放送局 第30回（公開録音） 「新谷さん私物争奪対決コーナー」
良子→新谷良子 羽衣→宮崎羽衣 多田野→多田野曜平（ゲスト） 伊福部→伊福部崇（構成作家）
羽衣 「はーい、このコーナーではですねー、わたしが新谷良子ちゃんの私物をめぐって、私たちがこう、戦っていこうという、コーナーなんです」
多田野 「おー、はい」
羽衣 「今回は、ゲストの多田野さんにも、ご審判をしていただきたいなぁと」
多田野 「審判すればいいんだね？ 俺は別に戦わなくていいんだね？」
羽衣 「いやっ、一緒に絡んでもらうんです」
良子 「まぁ、じゃあちょっと説明しまーす」
羽衣 「今回の対決はこれっ！ ・・・・・・ディレクター対決ぅーー！！」
多田野 「おぉーーっ・・・・・・ちょっと待ってよ、ディレクターなんてできんのー？」
羽衣 「・・・んん〜ん・・・・・・」
良子 「えーっとですね、番組の中で、実は羽衣ちゃんがチャレンジしたことがあるんですよ、ディレクター」
羽衣 「はい」
良子 「で、それをどうしても対決したいって、したいって言うから・・・・・・言うから！ 今日はホントにそれで対決したいと思います！」
羽衣 「ほい」
良子 「はいっ。 まぁ、あの普段お世話になっているね、ディレクターさんもいます」
羽衣 「そうですねぇー」
良子 「はい、そんな技術を身に付けようということでですね、」
羽衣 「うん」
良子 「えーっと、まぁ、パーソナリティーは多田野さんと、あとディレクター本人が、やりながら、しゃべる」
羽衣 「むずかしぃー！」
多田野 「じゃあなに、ここで架空の、なんか番組をやってるつもりになる？」
羽衣 「そういうことですねー」
良子 「で、全てディレクターの指示に従って、ディレクターと多田野さんとでトークするという、擬似番組をやります」
多田野 「できるの！？」
羽衣 「・・・がんばります・・・・・・」
良子 「それがー・・・さっき、説明してもらったんですけど・・・・・・」
多田野 「はい・・・」
良子 「まったくもって意味がわからない上に、羽衣ちゃんは途中から理解するのを放棄してた！」
羽衣 「うぁはははっ」
良子 「ぜったいに！」
羽衣 「そんなことない・・・」
良子 「そう・・・」
羽衣 「でも難しかったです」
多田野 「分からなかったんだよね・・・？」
羽衣 「うん」
良子 「まぁでも、とりあえず多田野さんには、えーっとしゃべりつつ、どっちの番組がやりやすかったかで判定をしていただきたいな、と」
多田野 「はいはいはいはい」
羽衣 「はい」
良子 「多田野さんも結構やることいっぱいなんですよ！ しゃべりながら、判定しなきゃいけないんで」
多田野 「あ、そっかそっか」
羽衣 「うん」
良子 「はい、で、『エコー希望』とか言ってくれれば、たぶんできるはずなので」
多田野 「・・・そっかそっか・・・俺もなんかしゃべるのね・・・そう・・・そうなのね・・・」
良子 「うぁはははっ」
（ディレクター（北迫さん）による見本、良子ちゃんパート略）
良子 「じゃあ、用意もできたようなので」
羽衣 「できました！」
良子 「宮崎さん・・・・・・」
羽衣 「あ、聞こえた・・・・・・・・・」
沈黙
良子 「宮崎さん、う・・・打ち合わせいいんですかね？」
多田野 「そうだよね、打ち合わせしてないよね」
羽衣 「ハタノさん（？）さっきやったもん・・・で、ですよね？」
多田野 「えっ？」
羽衣 「さっきやりましたもんね」
多田野 「タイトルは？」
羽衣 「決まってるんです」
多田野 「タイトルしか決まって無いじゃん、だって」
会場爆笑
羽衣 「だいじょうぶですよっ！！」
多田野 「あと何にも打ち合わせしてないじゃん！ 真っ白じゃん！」
羽衣 「多田野さん大丈夫です！ 多田野さん！ わたしを信じてください！」
多田野 「それっ・・・それもさぁ、今から言うけどさ、大したタイトルじゃないよ？ あんま期待しないほうがいいと思うよ？」
羽衣 「ぅくっ・・・じゃあ多田野さん、準備はよろしいですか？」
多田野 「はーい」
羽衣 「じゃあ・・・・・・あ、ちょっと、こっちの準備がまだでした。 えーっと？ ・・・よしっ！ ・・・・・・オッケーでーす！」
伊福部 「うははははははっ！」
羽衣 「えへぇーっ、待って、じゃあ多田野さんいきますよー！」
多田野 「ちょっと待ってちょっと待って・・・・・・水・・・ちょっともらっていいすか？」
OP曲再生開始
羽衣 「んー？ なにー？ ・・・・・・あっ、これが聞けてないんだ・・・ありがとー！」
多田野 「いやいやすいません、新谷さんすいません使っちゃって」
良子 「いやいや、えっ、ADの新谷です、よろしくおねがいします」
多田野 「自分で取りにいけないんじゃないかなぁと思って」
良子 「そうですよね、いやADなんで、よろしくおねがいします」
羽衣 「あっ、なるほどなるほどー」
OP曲中断
伊福部 「始まってないでしょ、まだ」
羽衣 「あらっ、じゃあ行きますよー！」
伊福部 「ちょっとまって、まわすから、今・・・・・・いい？ もういい？」
羽衣 「オッケーです！」
伊福部 「はい、まわりました」
羽衣 「・・・せーーのっ！」
羽衣 「さがして！ ういと・・・・・・あれっ！？」
多田野 「ただで！ ういうい！・・・えっ！？」
羽衣 「多田野さん！ もう1回いきますっ！」
多田野 「えへっ！？」
羽衣 「せーのっ！」
羽衣・多田野 「ただで！ ういういー！」
会場沈黙
多田野 「・・・ほら・・・ほらぁー。 『シーン』てしてるじゃーん！」
羽衣 「・・・あれっ？ 機械の故障ですか！？」
OP曲突然再生
羽衣 「流れてます？？ あ、流れてる・・・・・・・・・じゃあいきますよー？
いーち、にーい、さーんのー、はいっ！」
多田野 「だははっ・・・みなさんこんにちはぁー！ 多田野曜平でぇーす！」
羽衣 「みなさーんこんにちはー！ 宮崎羽衣でーす！」
多田野 「この番組はぁー、ボク、多田野曜平とぉー！」
羽衣 「宮崎羽衣がー・・・・・・え、お送りしていく、愛と、未知な、番組です！」
多田野 「な・・・なんですかあー！？」
羽衣 「愛と、未知なんです！」
多田野 「あいと、みち・・・・・・」
羽衣 「はーい」
多田野 「はぁぁい、ついにぃ、今日から始まりましたぁ」
羽衣 「はい！」
多田野 「これはどんな番組なんすかぁ？」
羽衣 「この番組はですねぇ」
多田野 「はぁい」
羽衣 「私が尊敬してやまない、多田野さんを」
多田野 「・・・えへぇぇ？？」
会場爆笑
羽衣 「あなたですよぅ！」
多田野 「・・・・・・えぇ？？」
羽衣 「多田野さんと2人で繰り広げていく、」
多田野 「はぁひ」
羽衣 「番組です！」
多田野 「・・・・・・どう・・・切り抜けていくの？ ・・・2人で」
羽衣 「2人で築いていきます！」
突然OP曲音量上がる
伊福部 「何で上げたのぉ！？」
羽衣 「うふふふふふっ」
多田野 「うぁっ・・・・・・あのさぁ・・・」
羽衣 「はい？」
多田野 「うまくいってる？」
羽衣 「全っ然ばっちりですっ！」
多田野 「おっけー？ ・・・・・・んぁっ」
羽衣 「じゃ多田野さん、このBGMに負けないような大きな声でしゃべってくださいねー！」
多田野 「はぁーい・・・・・・じゃBGM下げろっつうんだよね」
会場爆笑
羽衣 「じゃあ・・・多田野さん、そろそろ？ イントロのお時間です！」
多田野 「なに？ イントロって」
羽衣 「そろそろ、提供クレジットを言ってほしいんですよぉー」
多田野 「ちょっ、ちょっとまって、『それじゃあ今回から』っていうのはどうしたの？ ここ」
羽衣 「・・・それでは、行きますっ！！ それでは、今回から始まります、『ただでういうい』」
多田野 「もうやめてくれぃ！（決めゼリフ）」
会場爆笑
羽衣 「うふふーっ！」
伊福部 「音上げて！ 音あげて！ 音上げて！」
多田野 「・・・・・・いまエコーかかってなかったって、エコー・・・『もうやめてくれぃ！』のとこ」
羽衣 「あっ・・・失礼しました！」
多田野 「エコーかかってなかったじゃーん」
羽衣 「あっ！ 提クレ提クレどうぞ！ 早くっ！！ だははーっ！」
伊福部 「提クレじゃない！ 提クレじゃないっ！ CD出して！ CD出して！」
羽衣 「早く！ 多田野さん、CD！ しーでぃー！！」
多田野 「音が大きくてよー」
伊福部 「CD出して！ CD！」
羽衣 「多田野さんっ・・・」
多田野 「音がおっきいの！」
羽衣 「・・・おっ・・・クレームをっ・・・・・・使いますからっ」
多田野 「音をちょっと下げてぇー！」
OP曲寸断
羽衣 「いやほらっ・・・」
伊福部 「CD出して！ CD出して！ 早くっ」
多田野 「それでエコーかけてさぁ、それで俺が『もう勘弁してぇー』・・・って聞いてるぅ！？」
羽衣 「CD出す！？ オープン！？ ・・・なんで出てこないのぉーー！？」
伊福部 「CD出して！ CD出して！」
羽衣 「出してるってばぁー！！」
伊福部 「あはははっ！」
羽衣 「だって『OPEN』押してますよぉー！！」
伊福部 「羽衣ちゃん！ 羽衣ちゃん！ それCD出てきちゃうから！！ 出てきちゃうから！！！」
羽衣 「出た！ 出たっ！！」
伊福部 「音を出して！ 音を出してっ！！」
羽衣 「だって！ だってっ！！」
会場爆笑
羽衣 「CD出してくれって・・・・・・うはぁー」
多田野 「信じらんないよぉー。」
羽衣 「もうー」
多田野 「『エジェクト』押しちゃったんだろぉー？」
CD1曲目再生開始
羽衣 「でたっ！！ 早くっ！！ 今のうちにっっ！！！ ・・・・・・2曲目っ！？」
伊福部 「2曲目！」
羽衣 「もうっ・・・1曲目でいいんじゃないっ？ ・・・えっ、はいっ、いきますっ！」
多田野 「えっ？ なにっ？？ 曲紹介！？」
羽衣 「あ、も、はじまた！ 曲紹介です！」
多田野 「テレビアニメ『姫様ご用心』エンディングテーマ、新谷良子さんで、『CANDY☆POP☆SWEET☆HEART』」
伊福部 「CD上げて。 CD上げて。 ・・・・・・ちがう、MDそれ！ CD上げて！ ナレーション下げて、ナレーション！」
羽衣 「ナレーション！？」
伊福部 「落として落として！」
「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」再生中
「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」突然中断
伊福部 「止めちゃっ・・・止めちゃダメ！！ 止めちゃダメッ！！！」
なぜか別トラック再生後「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」頭から再生
伊福部 「羽衣ちゃん、どうすんの？ どうすんの！？ ・・・・・・どこ行くの？ どこ行くの？ 羽衣ちゃんどこ行くの！？」
羽衣 「あっ・・・・・・えっ・・・・・・今はじめたんですよ？」
多田野 「どこに行ってるんだよぉ」
羽衣 「多田野さぁん・・・・・・」
多田野 「はぁい？」
伊福部 「どこ行くの？ （台本の）2ページ目行くの？」
羽衣 「はい！」
伊福部 「2ページ目だそうです！」
多田野 「はい・・・」
伊福部 「きゅ・・・キュー出してね！」
羽衣 「きゅー！」
多田野 「新谷良子さんで『CANDY☆POP☆SWEET☆HEART』を、」
伊福部 「音落として！ 音落として！」
多田野 「お聴きいただきまし・・・聞いてんのぉ！？ ・・・しゃべってるよー！？ DJが！ DJDJ！」
羽衣 「DJ！？」
多田野 「わかる？ DJって」
羽衣 「わっかります・・・はい」
多田野 「DJよ？？」
羽衣 「・・・よぉーっし、始まりましたねー！」
多田野 「はぁーい」
羽衣 「・・・・・・多田野さーん、どうですかぁ？ やりやすいですかぁ？」
多田野 「・・・・・・いひひひやぁ、そんなのどこに書いてあるんだよ！？ やりやすいわけないだろー！！！ だって、おまー！！」
羽衣 「多田野さぁーん・・・・・・」
多田野 「今思わず『お前』って言っちゃったけどすいません、もう。 いや、すごい、本当、いやね、」
羽衣 「じゃーあ、ここからは・・・」
多田野 「だって、全然書いてある通りにやんない・・・やるわけないよなぁ。」
羽衣 「だって！」
多田野 「期待した俺がバカだったよ」
羽衣 「多田野さん、まだ諦めちゃいけません！」
多田野 「・・・・・・おぉっ！」
羽衣 「ここからが、問題です」
多田野 「はい」
羽衣 「多田野さんの、しせいかつについて、質問していきたいと思います！」
多田野 「性生活！？」
羽衣 「ちがっ・・・・・・もう、エッチですねー！！」
多田野 「えぇぇーー！？」
羽衣 「使えなくなっちゃいますよ！ だからぁ、私生活ぅ！！」
多田野 「私生活って・・・またかよぉ」
羽衣 「はいっ」
多田野 「それさっき他の番組（良子ちゃんの番）でも話したよー？ 俺」
羽衣 「じゃあやめますぅ？」
伊福部 「羽衣ちゃん羽衣ちゃん、ずっとエコーがかかりっぱなしなんだけど」
羽衣 「あはっ！」
多田野 「それにさ、曲も終わってないじゃん！」
羽衣 「じゃ曲・・・・・・」
なぜか関係ない他の曲がかぶる
多田野 「曲が終わったらほらぁ、『新谷良子さんでしたー』って言わなきゃ」
羽衣 「あ、そうでした！ ・・・行きますよ？ 多田野さん！ ・・・・・・はいっ！」
曲が突然切れて会場爆笑
多田野 「ここ切るわけね？ 切っちゃうわけ？」
羽衣 「はいっ！」
伊福部 「あはははははははっ！」
多田野 「もう止めちゃうんだ、止めちゃえばいいの、ねー、止めちゃえばね、止めちゃえばいいの、止めちゃえば」
羽衣 「あ、じゃあ、今の、曲・・・紹介を、していただきたいです」
伊福部 「曲紹介！？」
多田野 「ラジオをお聴きのお客様、曲、止めちゃいました！」
羽衣 「うふっ・・・曲を、紹介してください、最後に」
伊福部 「は！？」
多田野 「ぶっふーーっ・・・・・・というわけで、新谷良子さんで、止まっちゃいました、『CANDY☆POP☆SWEET☆HEART』・・・続きを聞きたい方は、」
羽衣 「あっ！」
多田野 「CDショップのほうへ・・・（泣」
羽衣 「上手ですぅーー！！」
会場から歓声
良子 「ありがとうございます！ どうも」
多田野 「きょっ、今日のディレクターはね、最後まで曲をかけない人なんです・・・」
羽衣 「はぁーい」
多田野 「すいません・・・・・・」
羽衣 「・・・もう締めるんですか？」
伊福部 「フリートークしないの？」
とにかくめちゃくちゃで混乱しまくってました！
構成作家としての伊福部さんがラジオ番組でここまでしゃべるのを聴いたのは初めてですよ・・・。
やっぱり羽衣ちゃんはおもろいなぁ。
